外反母趾で歩くのが痛い!靴以外に原因となる足指の格好とチェック法。
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生活
皆さんも「外反母趾」って言葉を聞いた事がありますよね?
女性の方に特に多いそうです。
ハイヒールや先の細くなったような靴の形状を履くことで、足の親指に変形をもたらすことが原因でなる病気です。
ひどくなったら歩くのもままならず、整形外科にて骨を削るような手術も必要になるそうですから早めの対策が必要です。
近頃は子供さんでも「外反母趾」になってる人が多いそうです。
最大の原因は「靴」が原因が多いそうですが、足の格好や、足指の違いによっても外反母趾になる方となりにくい足の方があるそうです。
今回は簡単ではありますが、
- 「外反母趾」になりやすい足・指の傾向
- 「外反母趾」のチェックの仕方
- 「外反母趾」防止の足の指のストレッチ
についてまとめてみました。
◇
外反母趾とは
足の親指が小指側に変形し、「くの字」になる状態をいいます。
主な原因は、足に合わない靴が原因です。
特に、ハイヒールによって外反母趾を生じる女性が急増しています。
その他、関節リウマチの合併症としても外反母趾を生じる場合があります。
先の細くなった靴を長く履き続ける事で足の親指が第2指(手で云う人差し指)の方に傾いてしまい、その為に親指の付け根付近の骨が突出しているのが痛くなるんです。
小さな子供さんでも、足のサイズに合わない靴を履き続けると同様の原因にて「外反母趾」になるみたいですから子供さんの靴のサイズは注意してあげて下さいね。
◇
「外反母趾」になりやすい足・指の傾向
外反母趾になりやすい傾向に見られる方の足や指の格好もあるそうです。
指の長さは人それぞれにて違います。
「親指よりも人差し指が長かったら親より出世する」なんて昔は云ってましたよね。
人差し指が親指よりも長い足指
中にはこんな足指の方もいらっしゃると思います。
親指が太く長い
外反母趾になった様子です。

外反母趾になりやすい人の主な特徴は、
① 中足骨が長い
② 中足骨頭の並びが地面に対して水平ではない
③ 足が柔らかくてグニャグニャしている
足の親指の2番目の骨が長い人が「外反母趾」になりやすい傾向だそうで、それから考えると親指が長い人が掛かりやすいそうです。
先の細くなった靴に対して、中指よりも親指が長いので靴先に親指があたる為に人差し指側に曲がるそうです。
人差し指の方が長いと、先に靴先に当たり靴の形状にて親指の変形を防いでくれます。
もう一つは、扁平足(へんぺいそく)も外反母趾になる傾向にあるそうです。
扁平足の人は体重にて足裏全体に重量が掛かります。
その結果、足の指の筋肉が弱り、外反母趾になりやすいと考えられるそうです。
高いヒール・鼻緒がないタイプのサンダル・スリッパ・サイズの大きい靴等、歩幅が狭く足をあげずに、地面をするように歩いている歩き方で外反母趾を助長しているケースもあるそうです。
どうですか?
足の格好なんかは親子で似通っているそうです。
自分やお子さんの足親指の長さやへんぺいそくを調べてみて下さい。
◇
「外反母趾」のチェックの仕方

明らかに外反母趾とわかるような変形や痛みは別として、「外反母趾の可能性」をチェックする方法です。
足の指でジャンケンの「パー」を出すように開いてください。
出来ましたか?
親指の開きが悪いと「外反母趾の可能性」がありますよ。
結構力を入れないと指を動かすことが出来ませんから、予防にもなるそうですよ。
それから扁平足のチェックもお忘れなく!
足裏の真ん中付近にある「土踏まず」という場所。
上から見て足の内側部の中央付近になりますが、そこにボールペンか鉛筆が入る位の隙間がありますか?
普通の足裏ならば、足の内側部の中央付近に隙間があるのですが、扁平足だったら足裏全体がペタッ―とついてしまっています。
運動不足で足底の力が弱い人に起こりやすく、特に加齢によって足底を支える力が不足してくると、重力に勝てずに「扁平足」になるケースが多くみられるそうです。
扁平足の改善には足指の強化が有効です。
簡単な言い方をすると、足指に力を入れてタオルを挟んだり、持ち上げたりするような運動です。
足の指先を上下に動かすと「土踏まず」部が鍛えられます。
大地を踏みしめるのはやっぱり足の指なんですね。
◇
足の指のストレッチ
外反母趾は親指の骨の変形です。
小指側に固まった状態になってしまいますので、足指のストレッチを行って下さい。
- 親指回し
- 親指反り
- 親指開き
- 足首内反 + 五指の屈曲
痛いのを無理する必要はありません。
自分のできる範囲の回数や秒数を行って下さい。
◇
まとめ
外反母趾になる方は圧倒的に女性が多いそうです。
痛みから靴も履けくなったり、酷くなって手術とかになったら大変です。
自分の足の具合を観察して、「外反母趾」になるような遺伝性や傾向があるならば普段から「靴選び」に注意しましょう。
万一の為にも、足のストレッチや扁平足への強化などは簡単に出来ますから普段から心がけて行うようにしてください。
年を取り、足腰の衰えを感じるようになってからでは遅いですよ。
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