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優先席が空席、どうする?見た目は健常者でも具合いが悪いんだよね・・

公開日: : 最終更新日:2019/09/06 生活

 

先日、ニュースで優先席の使用をめぐってトラブルになったという事を報道していました。

 

よくある光景ですが、皆さんならばどうお考えですか?

 

様々なご意見があるでしょうし、その時の光景でも違いますから一概には言えないでしょうね・・・・

 

ニュースで取り上げられていたのは、気分がすぐれない若者(女性)が空いている電車にて、あまりにも気分が悪い為に座席が空いていたので他の方の迷惑にはならないだろうと思い近くの優先席に座ったところ、お隣に座っていた年配者(優先席だから多分お年寄りでしょう)から無言にてタブレットに打ち込まれた文字の画面を見せられたそうです。

 

その画面に女性に見せるように綴っていた内容は、

『高齢者の僕が座る優先席に若い女も座る。厚かましさに程がある。立てよと言いたいけど、逆ギレしそう』という非難だったそう。

 

女性は見せられた投稿画面を撮影し、鎮痛剤を飲んで痛みが落ち着いたところで席を立ったという。事でした。

 

女性の容態は女性特有の痛みらしく外見にて判断することは出来ません。

 

文面の最後部には「他国の人」と思った節が綴られていたそうですが、そこの掲載は控えさせていただきます。

 

これは今回ニュースになっていたのですが、このような問題は沢山あると思います。

 

この後の記事内容は個人の感想ですので批判等はご容赦願います。

色々なご意見・ご批判あるでしょうが、あくまでも個人の見解とご了承願います。

 

 

 

 

優先席と云う認識

 

 

 

 

公共交通機関や公共の場に於いて、最近では「優先席」と云う場が設けられていると思います。

 

この「優先席」を各々の方々がどんな風に捕らえているのでしょうか?という事が1番の問題点だと思います。

 

先のニュースの記事内容は抜きにして、65歳以上の方が老人となるそうですが、この内の何割の方が「優先席」を理解なさっているのでしょうか?

 

何処にも「お年寄り専用優先席」なんて書いてありません。

 

優先席(ゆうせんせき)とは、鉄道車両バスなどに設置されている、高齢者障害者・体調不良者・妊婦乳幼児連れ(ベビーカー含む)などを、椅子への着席を優先・若しくは促す座席である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

優先席に座らせてもらっていて、他人に説教すること自体が優先席を理解なさっていないのじゃありませんでしょうか?

 

 

 

 

外見で判断するな。

 

人間、多種多様な方々がおられます。

 

外見だって若く見られる人いれば、お年よりも老けて見られる方もいらっしゃいます。

失礼な言い方ですが、TVの化粧品のコマーシャルで「この方は何才に見えますか?」と云うCMがありますね。

 

その化粧品を使用されている事で10何歳も若く見られ、「ワァオーー!?」の驚きの声を上げる外人さん。

 

そんなに若く見える70歳の方が60歳に見える容姿で「優先席」に平然と座っていたら・・・・

 

いくら若返ったって「年寄りです」と云ってるのと同じ。

 

まして若く見られたいこう言う方々は「優先席」には意地でも座らないでしょうね。 (笑)

 

これと同じで、障害がある方や妊婦の方、乳幼児連れ以外だったら外見で人を判断するのは難しいと思います。

 

自業自得ではありますが、二日酔いでも座りたいのと違いますかね?

 

痩せていて色白だったら、体格が良くて色黒の方より身体が弱く見えますよね。

 

腰が悪くてコルセットを装着している方もいるでしょう。

 

若者だって、貧血気味の方もいれば、部活で制服の下はテーピングされてる方もいるでしょう。

 

他人を自分の目線で判断する事は危険な行為です。

 

 

 

 

年寄りは偉くない

 

 

 

私も65の年になり介護保険証を頂きました。

これを見た時には「俺もこんな年になったのかあ」と妙に淋しくなりました。

 

まだお世話になることは無く、押し入れの引き出しに治していますが、出来るだけお世話にならないように運動に心がけています。

 

地方の田舎ならまだまだ3世代同居なんて多いでしょうから、若い方が年寄りの知恵や説教・昔の自慢なんかを聞く機会があると思います。

すると、自然に年寄りと接し、気持ちも応えることが出来ると思います。

 

都会では核家族の家庭が多いと聞きます。

普段接しないお年寄りがいきなり偉そうに横柄な態度を取れば、身内でも無いのに「偉そうに!」と腹が立つのは当然かと思います。

 

年寄りは決して偉くありませんよ。

 

交通事故だって沢山のお年寄りが事故を起こしているでしょ?

スマートフォンの操作やパソコンの入力だって、わからなかったら若い人に聞くでしょ?

 

今の時代、昔の経験は教えることはできても生活のすべは習わないといけない時代と認識してほしいと思います。

 

私は若い方に「○○ さん」付けで呼びます。

教えてもらう事が多いし、これからも世話になる事が多い気がするからです。

「さん」付けで呼ぶと「やめて下さいよ」と断られますが、まんざらでもないようです。

 

今は世間のお荷物にならないようにと頑張るだけですね。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

現代は色々な出来事を自分で世界中に発信することが出来ます。

 

よく考えて頂きたいのは、その発信が自分中心の考え方になっていないかどうかだと思います。

 

今回の件だって、お年寄りが言いたいことも分かりますが、何でそれを相手に見せる必要があったのでしょうか?

「外国の方」と思われているのなら、字が読めないのに見せる必要も無いし、ただ単に口で文句を言わずに画面で文句を言うのと同じことでしかありませんね。

一方の女性の方も沢山の空席があったのならば、何であえて優先席に座ったのだろうか?と思います。

 

空席が無かったのならばこんな揉め事も起きなかったのではないでしょうか?

 

お互いが「己には非が無いと主張されているように思えますが、周囲から見れば「どちらもどちら」の感じです。

 

優先席の意味をはき違えずに、譲り合いの精神を持って利用されることを願います。

 

 

 

 

 

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