非透過性納体袋(ボデイバッグ)処置でウイルス遮断。志村けんさんにも逢えない辛さ
公開日:
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最終更新日:2020/04/07
生活
志村けんさんの「死」
日本中が悲しみに包まれた・・・・
世界中に広がるコロナウイルス感染での肺炎での死亡。
終息を迎えるどころか、日々感染者が増えています。
幸いにもまだ日本での死者は少ないので、平和ボケした人達が政府の「外出自粛」の要請を軽く見ているようです。
そんな中で感染が伝えられて隔離治療を行っていたコメディアン・志村けんさんの死亡が発表されました。
老若男女の日本人なら知らない人はいないような著名人の死亡に誰もが驚愕しました。
陽性の感染が発表された後に途中経過が行われなかったので、
「大丈夫かなぁーー」
「何も言わないという事は変化は無いんだ」と思う反面、
「依然、意識不明の状態」の発表に不安が・・・・
もしかしたら症状はひどいのかも・・・・
日本中の方々がその経過を見守っていた事でしょう
・・・・・
2020年3月29日にお亡くなりになられた事が発表されました。
合掌
この衝撃なニュースがマスコミ各社で報道されて、日本中の方、いや、世界的なニュースとなり報道されました。
亡くなられた志村けんさんには申し訳ないのですが、これで日本中の人がコロナウイルスの怖さを身近に感じたんです。
残された遺族の方々の悲痛なコメントが色々とニュースで流れていますが、その中でも一番辛いのは
遺体と面会が出来ない と・・・・・
闘病中も勿論ですが、亡くなられた後も顔も見る事さえ出来ないんです。
それどころか、
葬儀も出来ずに火葬され、箱(骨壺)に収められて返って来る。
葬儀の際に火葬された骨の拾い上げも出来ないんです。
ウイルスの感染防止に
非透過性納体袋に収容、密封する事!
非透過性納体袋
聞きなれない言葉ですが、ボデイバッグとも呼ばれています。
コロナを軽く考えている方に読んでほしいです。コロナに感染し入院して残念ながらお亡くなりになったら、非透過性納体袋に入れられ火葬後お骨になってからしか家族に会えません。
若いとか、持病が無いとか関係ない。明日は我が身かもしれません。志村けん兄の気持ちを考えたら眠れない… pic.twitter.com/OqWfGcBjnM— ぴーちくちゃん (@hcYmyP6clSrOYVl) March 30, 2020
こんな光景は洋画の中や災害時の現場にて見かけていましたが、今回のように身近に使用されるのを見るのは少ないですよね。
- 何て読むの?
- 必要な場合
今回はこの非透過性納体袋について調べてみました。
◇
何て読むの?
非透過性納体袋
「ひとうかせいのうたいぶくろ」と読みます。
今回はコロナウイルス感染の恐れからご遺体には使用されています。
最近では津波や地震、河川氾濫等の自然災害の多発でニュースにて見る事がありました。
災害地から搬送されたりする時にもよく映り出されます。
でも、今回は感染の被害を防ぐ為に使用されるのです。
◇
必要な場合
必要とされるは
1.一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の病原体に汚染された遺体。
2.血液・体液・排泄物等による接触感染リスク暴露の防止。
3.屋内や野外の遺体の一時期的な安置。
4.又、その後の腐敗臭の防止。
5.損傷のある遺体や腐乱したご遺体におけるプライバシー保護など。
一般の方が扱う機会はあまりないと思いますが、テレビでの光景は見た事があります。
世界中で今回のコロナウイルスの感染の映像が流されていますが、多くの犠牲者が出ているイタリアでは軍が棺桶の移送を手伝っていました。
画面上に並べられた棺桶の映像が映っていましたが、中のご遺体は非透過性納体袋に収められているんでしょうかねえ。
感染拡大で、あれだけの犠牲者が出ると外国での処置はいささか疑問に思ってしまいます。
そんな点では日本は厳しいのではないでしょうか。
◇
最後の対面が出来ない辛さ
多くの方が葬儀に参列した経験があると思います。
私も長く生きてますので、沢山の葬儀に参列しました。
その中では、母親の葬儀もあります。
日本では死後24時間は火葬に出来ませんから通夜が設けられています。
一晩を我が家に連れ帰ったり、親しき人たちとお別れの時間があります。
最後の姿を見たくない方もいらっしゃいますでしょうが、身内ならば最後の顔を見たくなります。
私も母親の最後には、綺麗に化粧をされた顔を撫でさすり、頬ずりまでして号泣したことを鮮明に覚えています。
火葬後には一片の骨も残さないように箸で拾いました。
その行為が全て出来ないとは・・・・・
災害にて行方不明で探し出せない方々も無念でしょうが、そこにいる亡き人の最後に立ち会えないのも非情です。
最後に立ち会えなかった志村けんさんのお骨を抱いて、会見されていたお兄さんの姿が何とも可哀そうでなりませんでした。
◇
まとめ
非透過性納体袋(ひとうかせいのうたいぶくろ)
人生の最後にこの非情な袋に入れられ、誰にも会う事も出来ず荼毘にされる・・・
こんなに厳しい最後になりたくはありません。
亡くなった人も無念でしょうが、残された方も生きている間、後悔の念が残るでしょう。
ウイルスの感染は誰のせいにも出来ません。
移された方は誰にも責任の追及は出来ません。
そんな怖さにもまだまだ危機感が足りないと思います。
私の住む県でも3人の感染者が確認されましたが、周辺の状況を見ても危機感を感じません。
※4月7日現在においては12人となっています。
感染者が少ないからでしょうか?
志村けんさんの死去により、非透過性納体袋(ひとうかせいのうたいぶくろ)の事を初めて知りました。
こんな最後は迎えたくはありません・・・
あまりにも悲しすぎます。
毎日毎日、日増しに増える感染者の数が恐怖に感じます。
ニュースを見ていると、若い人達の感染の恐怖の認識が甘いように思います。
そりゃあ体力があるから抵抗力も強く、人体への影響は少ないかも知れません。
でも、そんな人でも罹患すれば他人には移るんです。
それも濃厚接触者ですから、肉親や友達、貴方の大切な人。
これを阻止するのに難しい事をする必要は無いのですよ。
外出自粛
手洗いの習慣
これだけで良いんですよ!
みんなでこの危機を乗り越えましょうね!!
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