お年玉の相場は時代で変わる。近年の相場を年齢別に調べて見ました
お正月になると必ず来るのが「お年玉」
うちの家系もお正月の元日の日に兄弟家族が勢揃いして新年を迎えます。
それぞれに子供がいて毎年お年玉をあげていました。
今はそれなりに成人しましたからお年玉の恐怖 (笑) からある程度卒業できましたが、末っ子の子供がまだ高校生なのでお年玉が入ります。
私らの小さな自分にはぽち袋に硬貨が入っていましたが、今の世の中、硬貨を入れてたら園児でも喜びませんね。
クリスマスプレゼントにしたって近頃子供が欲しがるオモチャなんて10000円に近い金額がしますもんね。
あげる方にとっては頭(フトコロ?)の痛い問題ですが、あげない訳にもいけません。
そこで色々と近年のお年玉の相場を年齢別に調べてみました。
◇
お年玉の年齢別相場
家庭環境や生活環境で違いもあるでしょうがアンケートの調査結果をもとに一覧表にしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
対象 | 金額 |
---|---|
未就学児 | 1,000円 |
小学校低学年 | 2,000円 |
小学校高学年 | 3,000円 |
中学生 | 5,000円 |
高校生 | 5,000円以上 |
うちの場合は子供同士の年齢が割と近かったので、親同士が事前に打ち合わせをして金額を決めていましたから、さほど悩みませんでしたが相談できない場合には頭を悩ます問題ですよね。
◇
未就学児(幼児・園児)のお年玉相場
3歳から5歳くらいの幼児でもお年玉を欲しがりますよね。
この年齢層は何も考えていないからすぐにぽち袋を開けようとします。
開けてみて少なかったら「なんだ、これだけかあーー」なんて遠慮なく言ったりします。
あげたこちらの方が恥ずかしくなるような事でも平気で言ったりします。
この年齢層は、500円と1000円の相場が半数以上を占めていましたが、硬貨と紙幣の違いで喜びようが違います。
年齢が就学時に近くなったら1000円札をあげる家庭が多くなるようです。
小さなお子さんはぽち袋自体が嬉しい物ですので、可愛いものや流行りの絵柄のぽち袋をあげると喜びますよ。
◇
小学校低学年のお年玉相場
「1,000円」「2,000円」「3,000円」がそれぞれ30%前後ずつとの結果になっていますが、どうやら学年にて相場が決められているみたいです。
まだまだお金の価値観がよく分からない年代ですので買い物をする時も親が一緒ですし、考えて使うという事もまだ無理な段階かと思われますので高額を与え過ぎない方が良いかと思います。
ただ500円硬貨は小学校に入学してからはぐんと少なくなってきていますので紙幣を入れるのが良いでしょう。
◇
小学校高学年のお年玉相場
全ての地域において3000円が相場になっています。
友達同士で遊ぶようになり、買い物も一人で出来るようになっています。
この年代頃よりお小遣いも与えるようですし、お金の管理も自分で出来るようになります。
正しい金銭感覚を身に付けるためにも、多すぎず少なすぎず、相場である「3,000円」程度が目安かと思われます。
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中学生のお年玉相場
どの地域においても5000円が相場となりました。
この年代は昔とあまり変わらないように感じますね。
子供のゲームの相場も2000~4000円が多く、売る方も妥当な金額を設定しています。
お金の管理も自分で出来るようになり、欲しい物を買いたい時には貯金もするようになります。
只、半面では友達に奢ってやったりとか無駄遣いをする事もありますので高額はやめて「5000円」が無難です。
◇
高校生のお年玉相場
高校生にもなるとさすがに金額は大きく上がり、「1万円」との回答率がぐんと増加しました。
とはいっても中学生の相場と同じ「5,000円」との回答も40%前後存在しているため、「1万円」が相場とはいいにくい気もします。
高校生ともなれば部活やオシャレや忙しいものです。
青春真っ盛りの年代で欲しい物も沢山あります。
コンサートや映画、テーマパークと友達付き合いもありますのでそれ相応にお金が掛かります。
地域でばらつきもあるでしょうが、5000円以上を与えるのが無難でしょう。
貰える側も少しでも多く欲しいのですが、分別もあり催促もしません。
余裕があられるのなら奮発してあげたら大喜びしますよ (笑)
◇
まとめ
年代別にまとめてみましたので参考にして下さい。
おまけと云ってはおかしいですが、うちの家では大学生の子供達にも「お年玉」を与えていましたし、兄弟家族からも貰っていました。
学部的にアルバイトがあまり出来なかったので小遣い代わりの感じです。
ちなみに、親戚の就職活動中の子や、資格試験を勉強中の子にも同じように与えていました。
金額は「10000円」
10000円の金額の価値が一番わかっている年代です。
必要な物は親が買ってあげてるでしょうが、大人の年代ですが仕事が無ければ収入はありません。
小さな子らに与える「お年玉」を横目に、ねだる訳にもいかない可哀想な境遇の立場ですね。
おじいちゃんおばあちゃんが居れば、隠れてお小遣いも与えているかも知れませんが、お正月くらいは大盤振る舞いしてあげましょうよ。
暮れから正月と何かと物入りの折ですが、子供たちの楽しみでもありますから出来るだけ期待に応えてあげて下さいね
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