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枇杷(ビワ)の木伝説「庭にビワの木を植えると不幸が訪れる」は本当なの?

公開日: : 最終更新日:2019/05/22 生活

 

江戸時代、唯一海外に開かれていた長崎の町に

茂木町生まれの三浦シオという女性が働いていた代官屋敷からビワの種を持ち帰って植えたのが

現在の『茂木ビワ』の始まりだと云われています。

 

みかんしか無い時代に、あの甘さはどんなインパクトを与えたのか・・・

 

長崎の地には砂糖の伝来があったからカステラが出来たのです。

 

その砂糖の甘さに匹敵するビワの種をコッソリと持ち帰って植えたという事は、

三浦シオという女性はビワの実を食べさせて貰ったのか、はたまた、盗んで食べたのだろうか・・・

 

今となっては分からない事ですが、種を持ち帰り、植えたという事は、

現在の茂木地区にビワの木が沢山生えている事から事実でしょうね。

 

 

 

枇杷の効能

 

長崎県は、全国の3分の1近くを生産する日本一のビワ産地として有名です。

 

甘くてみずみずしい美味しさは初夏の果物の代表格として親しまれていますが、実だけでは無く葉や

種も薬用として珍重されていたんです。

 

葉は琵琶葉(びわよう)として生薬であり、鎮咳(ちんがい)作用があるアミグダリンなどを多く含み乾燥させて

ビワ茶として飲用したり、葉を患部に貼ったりします。

 

葉を煎じて1日3回服用すると、咳、胃炎、悪心、嘔吐のほか、下痢止めに効果があるとも云われていました。

 

種は、5個ほど砕いたものを400 ccの水で煎じて服用すると、咳、吐血、鼻血に効果があると云われています。

 

種を5個とはビワの実2個あれば十分な数ですね。

 

近頃では健康志向の方に人気のビワ茶です。

 

 

 

 

 

食べ過ぎると害にも

 

生薬や果物ともなるのですが、取り過ぎはやはり良くはありません。

 

未熟なビワの実や種には高濃度のシアン化合物が含まれる場合があり、

これが体内で分解されると猛毒である青酸を発生させるため、

一気に何十個も食べると健康に害を及ぼす可能性があるそうです。

 

何でもそうですが、物には限度があるようですね。

 

 

 

 

迷信の出所は

 

題名にもしました「庭にビワの木を植えると不幸が訪れる」ですが、

 

これはビワの効能に由来する事からきているようです。

 

 

長崎には家の庭先や、自然に生えたようなビワの木が沢山あります。

 

これは、ビワの実を食べた際にその種をスイカの種みたいに「プっ」とそこら辺に吐き飛ばしたか、

食べた後の種を庭先に捨てるかしてたんでしょうね。

 

それ程簡単に育つような木なんです。

 

話が逸れましたが、ビワの葉が「大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれていたもので、

 

ビワの木のある家々に病人がビワの葉を求めて来るそうです。

 

それで、ビワの木がある家人に病気が移ってしまい、病人が出るようになった事から言われ始めたんだとか。

 

 

また、葉の上にお灸を乗せる(温圧療法)とアミグダリンの鎮痛作用により神経痛に効果があるとされていました。

ただし、アミグダリンは胃腸で分解されると猛毒である青酸を発生する為に、

過剰に取り過ぎると健康を害し、最悪の場合は命を落とす危険性もあります。

 

それにより、食べ物の少ない時代ゆえに腹いっぱい食べれば、命を落とした方もいたと推測されます。

 

 

健康面もですが、ビワの木の葉が日光を遮り、家を暗くする。

つまり家屋も薄暗くなり通気も悪くなりますので それが原因で病人が出るという説もありました。

 

よっぽどの山奥でもない限り、噂話の域をぬぐえませんですけどね。

 

 

 

まとめ 

 

長崎県人として断言致します。

 

そんな迷信はありません。

 

そんな悪行があるのなら、皆さん食べないし、長崎名産となる事も無いでしょう。

 

今年のビワの『なつたより』と云う品種。

 

ハウスビワですが、甘さと云い大きさと云い、従来のビワよりも格段の違いでした。

 

天候にも恵まれたそうですが、品種改良も大成功だと思います。

 

幼き頃より、茂木地区に海水浴に行った際に、道端に生えてるビワの実をよく盗んで頂きました。(m(__)m)

 

小遣い銭も持たない時代に、日焼けし、焼け過ぎた身体に豪華なおやつでした。

 

あの頃の小さな固いビワの実からすれば、今のビワは何物にも変えられない美味しさです。

 

決して不幸は訪れませんよ。

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    現在長崎県は長崎市に住んでいる団塊世代の親父です。

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