令和元年の長崎くんち、秋の大祭の踊り町、今博多町の出し物紹介
2017年以来、七年に一度巡って来る長崎くんちの踊町。
今年は五ヵ町が出演します。
令和元年(踊町・演し物は決定分)
| 今博多町 | 傘鉾・本踊(ほんおどり) |
| 魚の町 | 傘鉾・川船(かわふね) |
| 玉園町 | 傘鉾・獅子踊(ししおどり) |
| 江戸町 | 傘鉾・オランダ船(おらんだせん) |
| 籠町 | 傘鉾・龍踊(じゃおどり) |
今回は7年振りの今博多町の紹介と、その演し物の詳細を書いてみたいと思います。

◇
今博多町の紹介
東西に短く南北に長い町域。
江戸時代に造られた長崎の町の典型的姿を維持する今博多町は
かつての博多町(本博多町=現在の万才町)の遊女屋が移住してできたことに由来する町名です。
古くからある街を本博多、
それに対して新しく出来た町が今博多と付けられている。
この町は昔の花街があった所とされ、くんちの草創期はとても活躍した町であったろうと思われている。
後に花街は丸山に移り変わり、坂本龍馬たちが料亭「花月」の床の間の柱に刀傷をつけたことで有名ですよね。
◇
「永島正一氏は今博多町を以下のように紹介しています。」
この辺りは、昔々遊女街であった。
博多町にあふれた遊女屋がここに移ってきたのである。
アメガタ町ともいう。
アメガタは編笠橋の編笠の訛(なま)ったものという。
アメガタ町の「福助さん」というお菓子はうまかったバノ、と昔の人はよくいったものだ。
この町の傘鉾は、町名を記した金幣、三社紋を付けた火焔(かえん)太鼓に榊(さかき)。
輪はシメ、たれは白地塩瀬に壁代(几帳ーきちょう)をかたどる。
町検番が編笠橋の向こうにあって奉納踊りはもちろん町検出演、
大正二年は、前日が、「鶴の舞」で、後日が「老松」。
叶(かのう)の蝶菊、一力の凸助(でこすけ)、一力のつぼみ、月の家の静枝などとある。
昭和三十七年「阿蘭陀万才」、昭和四十四年「勢舞艶姿獅子」、昭和五十一年「牡丹蝶扇彩」。
「(昭和53年長崎新聞「長崎くんち」より)」
◇
本年の踊りは?
寛永11年(1634)に、今博多町の遊女である高尾と音羽の二人が神前にて
「小舞」を奉納したことが、くんちの始まりとされています。
今博多町の本踊りは
H3年、H10年、H17年、H24年と連続して
長唄「今日爰祭祝鶴舞(きょうここにまつりをいわうつるのまい)」
三味線や長唄の調べに合わせて長崎港から飛んでくる6羽の鶴を表現し
鶴に扮した6人の踊り子が白い絹の衣装をはためかせて鮮やかに舞う姿の事。
鶴の港と云われる長崎港から諏訪神社の秋の大祭を祝うために飛んでくる様を
表現する艶やかさは一見の価値ありですよ。
今回は何を披露してくれるのでしょうか?
◇
アクセス
- 路面電車
- 【諏訪神社】
- 長崎駅前電停から3番系統蛍茶屋行きに乗車し、諏訪神社電停で下車。徒歩約2分
- 【中央公園】
- 長崎駅前電停から1番系統崇福寺行きに乗車し、新地中華街電停でのりつぎ券をもらい下車。
- 5番系統 石橋ー蛍茶屋行きにのりつぎ、めがね橋電停で下車。徒歩約2分
- 【お旅所】
- 長崎駅前電停から1番系統崇福寺行きに乗車し、大波止電停で下車。徒歩約3分
- 【八坂神社】
- 長崎駅前電停から1番系統崇福寺行きに乗車し、崇福寺電停で下車。徒歩約2分
| 路線案内図 ( 4628KB ) |
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