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「文喫」図書館は地方でも成り立つか?喫茶と本屋の融合の試みは他にある?

公開日: : 最終更新日:2019/04/10 生活, 趣味・レジャー

活字離れが云われて久しいですが、本好きにとっては悲しい事です。

 

秋の夜長に風流に読書していた頃が懐かしいです。

 

他にも、受験勉強や調べ物をするのに欠かせないのが、やっぱり本なんです。

入場料1500円の『文喫』は高いか安いか?

 

青山ブックセンター六本木店の跡地にオープン。

 

本を読む為に、入場料1500円を支払って入店するというシステムが特徴。

 

・      住所 〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F

 

・      時間:9:00~23:00

・      休日:不定休

・      席数:90席

・      入場料:1,500円

 

<入場に際して>

 

○   総合受付で入場バッジを受け取ります。

 

○   飲食受付で珈琲・煎茶を受け取る (おかわり自由)。

 

○   自分が好きな本を選び、好きな席で過ごす。

 

 

○   禁煙・入場後の一時退出(再入場)は出来ません。

 

〇   店内の全ての本が購入可能。

 

〇   帰りの際は入場バッジを受付に返す。

 

 

人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約三万冊の書籍し、かつ、一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。

 

 

本屋の衰退の加速

 

 

かつては沢山の本屋さんがありましたが、デジタルの普及にて活字離れが進み、閉店する本屋さんが続出。

 

今では専門分野の図書などは地方でお見掛けするのは難しくなっています。

 

代わりにあるのは、中古本専門のBOOKOFFやコンビニ、テナントに入っている本屋さん。

 

子供ならいざ知らず、大の大人が立ち読みするのが大人げないような店ばかり。

 

本好きの私にとっては「どうにかしてよ!」の心境です。

 

購入するにはネットショップになるのですが、パラパラと内容確認もままならないから即座には決めきれません。

 

そんな時に『文喫』を知った訳です。

 

1500円と云う金額が安いか高いかは当人次第でしょうが、私にとっては安く感じます。

 

 

有料の本屋が地方にて受け入れられるのか?

 

ファミリーレストランに行きますと、学生たちがノートを広げ、コーヒーを飲みながら勉強をしています。

 

都会では普通の光景でも、田舎では食事の場所の邪魔者扱いです。

 

食事をしたら何時間いようと迷惑さえ掛けなければ居るのはOKなんですが、長時間だと気が引けます。

 

 

一つは、地方には図書館が少ない事。

 

我が長崎市に於いても2か所だけ。

 

市立図書館は最近新設され、蔵書も沢山あり非常に便利で重宝されています。

 

しかしながら、料金を設定した図書館ならばどうなんだろうか?

 

・・・・・・

 

 

『文喫』は図書館では無くて本屋ですよね。

 

何気なく偶然手に取ったものが心に残ったりする。

 

ひょんな出会いが自分の人生に影響を与えてくれることがあったりする。

 

そんな本と出合ったら手元に置いておきたい。

 

図書館では、調べ物は出来ても購入は出来ません。

 

じっくりと時間をかけて本との出会いを楽しみ、仕事の役に立つ本の場合もあれば、仕事の息抜きの本の場合もある。

 

ファミリーレストランでコーヒーを飲み、人目を気にしながら勉強しているのなら、1500円の本屋も高くはありません。

 

堂々と何時間だろうと気に病むことは無いし、良い本と出合えば購入出来る。

 

そう考えれば決して高い金額では無いと思います。

 

 

似たようなシステムの佐賀県・武雄市図書館

 

隣県の佐賀県・武雄市図書館が似たようなシステムにて蔦屋と運営しております。

 

田舎ながらに、駐車場代も無料で「いいなあ」と思っておりました。

 

最初は盛況だったのですが、図書の蔵書の問題にて苦情が殺到し、揉めてるような状態です。

 

BLOGOSでは、ヤフーのID本部長で国際大学グローバル・コミュニケーション・センター客員研究員の楠正憲氏が武雄市図書館の蔵書リストをみて、「どんなに間抜けな資料選定をやったら、こんな下品なリストができるのだろうか?」と非難。

 

「どこぞの新古書店の不良在庫を押し付けられているにしては図書の単価が高い点も気にかかる」とも指摘しています。

 

『文喫』のような、新刊の書店として蔵書・販売して、喫茶と図書館としての機能を満たすのならば、活字離れし、本屋さんが衰退していく今の世に、1500円の料金でも地方においても十分に成り立つのではないかと思いますがね。

 

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