ハズキルーペ(拡大鏡)は、乱視や遠視、弱視の人には大丈夫なのだろうか?
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最終更新日:2019/04/06
生活
大人気のハズキルーペ(拡大鏡)とは
テレビでよく見かけるハズキルーペですが、大人気ですね。
菊川怜さんに始まり、舘ひろしさん、渡辺謙さん、武井咲さん、小泉孝太郎さん、松岡修造さんと多彩な俳優さんの
コマーシャルにて製品の強さもアピールされています。
ハズキルーペは、メガネ・コンタクトの上からも掛けられ両手を自由に、様々なシーンで使えるメガネ型拡大鏡です。
◇
ルーペ(拡大鏡) → 見たいものを拡大するもの
ルーペは本来の大きさよりも大きくみえ、2倍・3倍などの倍率があり細かい作業時等に使用します。
メガネ型拡大鏡は、メガネの上からでも掛けられ、手ぶらにて使用できるルーペと理解してください。
極端に言えば、虫眼鏡のメガネですね。

乱視や遠視、弱視の人
老眼は、老化による目の調節機能の低下で調節できる範囲が少なくなり、遠くが見える人は近くが見えなくなり、近くが見える人は遠くが見えなくなります。
水晶体の弾力性が弱まり、調節力が低下した結果、近いところが見えにくくなる症状を指します。
老眼鏡の仕事は、「近くにピントを合わせること」です。
老眼鏡は、自分の目の状態と見たい距離に合わせて、レンズ度数(ルーペでいう倍率)を選びます。
老眼鏡なら+1.00や+1.50などと個人の目の状態に合わせてレンズ強弱を選びます。
【ルーペの倍率とレンズ度数の対応表】
| ルーペの倍率 | レンズ度数 |
|---|---|
| 約1.3倍 | +1.00 |
| 約1.4倍 | +1.50 |
| 約1.5倍 | +2.00 |
| 約1.6倍 | +2.50 |
| 約1.8倍 | +3.00 |
| 約1.9倍 | +3.50 |
| 約2倍 | +4.00 |
◇
遠視は、網膜の後方でピントが合うという屈折異常であり遠くについては調節力が足りてみえるが、近いところで調節力が不足し見えない状態の事です。
◇
弱視とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力がでない目のことを言います。
裸眼視力が0.1以下であっても、眼鏡やコンタクトレンズで矯正して1.0以上の最大矯正視力がでれば「弱視」ではありません。

結果として
近視・乱視・遠視の人はどうやって使うのか?
普段かけてるメガネ(遠近両用メガネ・老眼鏡を含む)の上からHazukiルーペを掛けます。
これならピントがあったうえで拡大して見えます。
これが拡大鏡の正規の使い方です。
◇
プラモデルを作る時に、細かい部品を大きく見たい。
新聞や、文庫本などの細かい字を拡大して見たい。
裁縫や手芸で、針に糸を通したいなどで使うのが本来の正しい使い方です。
このような用途で使うには、お子様含めた家族全員で使えますよ。
◇
要は、視力が弱い人はその視力に合わせた眼鏡を掛け、その上からハズキルーペを使用する。
これが拡大鏡の本来の姿です。
ハズキルーペを掛ければ、老眼鏡や遠近両用メガネがいらなくなるなんてことはまったくないのです。
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