クリスマスとサンタクロースはどんな関係が?高価になったプレゼント
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12月・クリスマス
クリスマスが近づくと子供たちはサンタさんに貰うプレゼントを考え始めます。
「何をお願いしようかなあ?」とあれこれと考えています。
私が小さな頃は物も少なく、枕元に靴下を置いて寝ていました。
今どきはそんな光景が見られる事は絶対に無いでしょうね・・・・
プレゼントもノートや鉛筆、文房具が多かったような気がします。
外国から来たクリスマスのイベントなので、サンタさんはトナカイに引かれたソリで煙突から入って来るんでした。
小さな子供心に「煙突から入って来るなんて絶対に無理!!」
外国の煙突はだんろの煙突だから大きいけど、日本の煙突なんて風呂場の直径20㎝程の大きさぐらいしかないし、「どうやってあの中を入って来るの?」と不思議に思いながらも枕元に置かれたプレゼントに心奪われて、不思議に思った事も忘れて大喜びしていました。
今どきのクリスマスプレゼントは商業主義に走り、高価なオモチャやゲームにとって代わっています。
お子さんに罪はありませんが、お父さんお母さんの懐も大変ですなあ。
クリスマスプレゼントを貰うのが当たり前のように思ってる子供達でも、サンタがやってくるのに不思議に思ってるお子さんもいますよね。
サンタが居るのか居ないのかと不思議に感じてる子供さんに対して答えてる素晴らしい解答を見つけたので引用させてもらいます。
◇
サンタさんはいる
最近の場合プレゼントにサンタが直接は関わっていない事も多いです。
昔のようにサンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代とは変わりました。
まず家の中に入れません。
煙突とか無いし鍵かかってるし、そもそも勝手に入ったらダメだし。
サンタがプレゼントを持ってきたとしても玄関で親御さんを呼んで受け渡してサンタさんの代わりに枕元へ置いてもらうことになります。
そしてなにより子供の欲しがる物が「市販品」になったことです。
「○○って言うおもちゃが欲しい」とか「○○ってゲームが欲しい」とか「携帯電話」とか「iPod」とか。
こうなるとサンタさんにはもう作れません。
「サンタさんに作れないなら私達が代わりに作りますよ」とたくさんの企業が作ってくれているわけですが、全国へ運ぶ所も運送会社がそのままサンタさんに代わってやっちゃってます。
つまりプレゼントを製作して、輸送して、枕元に置く所まで全て「サンタさんの代わりに私がやりますよ」と言う人たちだけで済んじゃうんです。
サンタさん自身が関わる部分はほとんどありません。
一人のサンタが全てを行うのではなく、力の小さいサンタ役の人がちょっとずつ役割分担しているわけですね。
トナカイで世界中を回り…と言うのは残念ながら今はイメージだけですね。
これはちょっと寂しく思うかも知れませんが、子どもが市販品を望むことが多くなった時点で避けられない時代の変化だったと思います。
ただ言えるのは、今サンタの代わりにプレゼントを作っている人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら作り、運んでいる人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら運び、枕元に置く人もあなたの幸せを願って置いているんです。
サンタクロース 一人だけがあなたの幸せを願っているのではなく、他にもとてもたくさんたくさんの人が子ども達の幸せを願っているからこそ枕元にプレゼントが届くのです。
◇
サンタさんとは
シンタクラース、つまり聖ニコラウスという方は、人目を引く赤いマントと冠、そして長い白い髭が特徴です。
この方が現在のサンタクロースの始まりで、オランダの子供たちにとって非常に重要な存在です。
聖ニコラウスは4世紀頃に実在したキリスト教の司教で、イエスキリストとは関係はありません。
この聖人は、毎年11月中旬、「ピート」と呼ばれる大勢の従者を伴い、プレゼントを一杯乗せた蒸気船に乗って、オランダにやってきます
子供達は、煙突や裏口に自分の靴を置いておきます。
夜中にシンタクラースは白馬のアメリゴ(トナカイではありません)に乗り、屋根から屋根へ移動しながら、子供達の靴に贈り物を入れて行きます。
この時に、ピートがシンタクラースを手伝います。
伝統的なお菓子は、ジンジャーブレッドのクッキー、スパイスビスケット、マジパン、アルファベット型のチョコレートです。
◇
カトリック信者のクリスマスとは
私はそれ程信心深くはありませんが、カトリックの信者です。
洗礼も受けて教会の神父様より名前も頂きました。
そんな私の事はさておき、カトリック信者にとってはクリスマスという日は次の祭事のお正月よりも大事な日なんです。
カトリック信者にとって12月24日はイエスキリストの誕生を祝う祭であり、降誕祭ともいう大事な日になるんです。
長崎県にはカトリック信者の方々が多くいますし、教会も沢山あります。
都会に比べてイルミネーションがそれ程華やかでもありませんが、各教会もそれぞれにイルミネーションが設置され、その中で厳かに「ミサ」が執り行われます。
普段の時の「ミサ」には一般の方は参加できませんが、クリスマスの時だけは解放されます。
本来のクリスマスは、ミサに行く以外は基本的に自宅で家族と過ごし、クリスマスのずいぶん前から一緒にリースやクリスマスツリーを作ったり、家を飾り付けるなどの協同作業をすることで家族で一緒に過ごす喜びを確認し、クリスマスの当日には家族で静かに食事を味わうのが一般的なんです。
◇
まとめ
私が小さい頃、クリスマスの日の夜は街の至る所で「ジングルベル」の音楽が流れ、酔っぱらったお父さん達が顔を赤らめ、赤いとんがり帽子をかぶって、手にクリスマスケーキを持って帰る姿が見られました。
そんな光景は今では見る事はありませんが、家庭では変わらずにクリスマスを祝います。
独身の方は恋人と共に過ごし、恋人がいない人も友達と聖夜を祝います。
カトリックの信者は迫害を受け、隠れキリシタンの方々もいらっしゃいましたが、現在はそんな光景は何処にも感じさせず、皆で聖夜を楽しみます。
私個人の感想ですが、願わくば、すぐにやって来るお年玉の為にもクリスマスプレゼントの金額が下がって欲しいものです。
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