野良猫 に餌を与えては だめ！との注意も与える方からの逆切れに注意を

筆者は猫を飼っています。

動物大好きで、これまでも犬や猫、熱帯魚にメダカ。

小さな頃は、ハツカネズミにカラスやアリ、イモリに小蛇、昆虫類と暇がありません。

今は里親募集の譲渡会で出会った愛猫を室内飼いしています。

夕方にドアを勝手に開けて散歩に行くのが心苦しいのですが・・・・　　m(__)m

今回、ちょっと離れた地域の町内会長さんとお話をして考えさせられる事がありました。

野良猫の餌を与える方のマナーと意識の問題です。

この町内のある地域に16匹ほどの野良猫が集団生活をしています。

市街地ですが、公民館や作業場、草むらに高架の下と野良猫の住むのに適した環境がある訳です。

しかし、近隣住民の皆さんは、お察しのように野良猫の被害を被っておられます。

町内会長様も警察に相談なされたり、保健所に相談されたりと苦渋の上に動かれています。

しかしながら、行政が動くのにも限度があるのでしょう。

未だ、満足な解決には至っておりません。

そんな中で、それでも、隙を見て餌を与える方がいらっしゃるようです。

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野良猫の殺処分ナンバー1の長崎県

平成28年度の殺処分の数字が発表されています。

参考元：環境省　　「犬・猫の引取り状況（都道府県・指定都市・中核市別）」（平成28年度）

これを見たら猫の殺処分の数が群を抜いて多いんです。

殺処分の数が猫が約2750匹と2位の県よりも300匹程も多いのです。

地方自治体に於いては殺処分をなくすために受け入れを拒否している所もあるそうですが、それにしても異常な数に上ります。

個体数を見ますと幼齢猫の数が以上に多いんです。

これは去勢をしていない野良猫が多い為に生まれた子猫が持ち込まれているのではないでしょうか。

鎖国時代に外国からの船底のネズミを退治するために乗ってきたと云われる長崎の尾曲がり猫。

海に囲まれた漁師町では猫は守り神ですから大事に致します。

四方を海に囲まれた県で、何ともはや情けない記録を授かったもので恥ずかしい限りです。

又、坂が多いので外敵が少なく、自然も多いからネズミなどの餌となる小動物がいるのも原因かもしれません。

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遠くから来て餌を与える現状

先程の地区の現状ですが、餌を与えている方は何名かの決まった方々だそうです。

町内会長さんも朝夕に現場にて監視をし、発見されたら口頭にて餌を与えないようにお願いしたそうです。

その時は、「すみませんでした」と謝られて帰られるそうですが、何度も同じことの繰り返しなんだそうです。

そして、その方々の住まいはその地域から遠く離れた場所に住んでおられる事。

一人の方は隣県から県外ナンバーにて餌を持ってくそうです。（追跡確認したそうです）

猫好きな愛猫家の方々とは思いますが、とてもそれが猫好きのする事とは思えません。

朝夕に決まって与えるものだから、野良猫だけじゃなく、電線や周りの木々にはカラスもわんさか来ます。

猫の食べ残しに群がるカラスの大群30羽近くにもなれば怖くて歩けませんよ。

こんな迷惑を掛けている事もわかって欲しいですね。

ネコちゃんのウンチを肥料に出来ないの？犬のウンチは？

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餌を与えないでに逆切れ

地域住民の方には餌を与えないようにとの立て看板を立てて守って頂いてるのに、それを無視して他所から車で来て餌を与える。

近所の方が餌を与えないように言ったことがあるそうです。

その返事が、

「あんたたちが餌ばやらんけん、可哀想やかね。あんたたちに何か云われる筋合いはなか！」

それで、

「そうしたら、連れて帰ってあげて下さい。」と云うと、

「うちでは飼われんけん、ここで餌ばやりよっと」と。

私も猫が好きで飼ってますけど、この言い草はどうでしょうね・・・・

此処の立て看板には、

1. 　野良猫に迷惑をしている事。
2. 　近隣の庭や空き家に住み着いている事。
3. 　衛生上の問題
4. 　可哀そうに思うのならば連れ帰り、育てて欲しいとの事。
5. 　野良猫は現状にて見守り、殺処分にはしない事

以上の項目が書かれて、立ててありました。

町内会長さんも町民の苦情も受けながらも慈悲深い方なんです。

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解決にはなりませんが

どちらにも言い分があるのでしょうから結論は出せません。

うちの猫は９ｋｇ超えの大きさです。

それでも飼い主としては可愛くてたまりません。

「大きくても犬みたいに人に危害は加えないし・・・」と思っていますが、

近所の小学生たちは、猫を見るなり「デカッ！！」と恐る恐るの有り様。

好きな方と、そうでない方の反応の違いです。

違う想いを持つ相反する者はケンカになってしまいます。

注意される側から逆切れもあるようです。

町内会長さんは、「注意しないで証拠の写真を撮っておいて下さい」との事。

会長さんも言い争いになり、警察にご相談されたのだとか。

証拠を持って警察に相談したら、警察官が動いて注意・巡回をしてくれるそうです。

最近は、猫の多頭飼いでの苦情による事件も多く発生しています。

個人間のトラブルにならないようにご注意を！！

◇

最後に

殺処分を行政のせいにしたくはありません。

全て飼い主や、飼う事を放棄した猫好きの方が仕出かした事だと思います。

私もこの話を聞いてもどうする事も出来ません。

多頭飼いは無理だからです。

今では、譲渡会でもちゃんと「去勢手術」のルールがあります。

地区によっては条例もありますし、地域猫活動にてお世話をされている方々もいらっしゃいます。

山口県の女の子は殺処分をさせないように「保護猫シェルター」をつくりました。

野良猫と共存している「猫島」も各地にあります。

各地でボラティリティで猫を保護し、面倒を見ておられる方も沢山いらっしゃいます。

私も微力ながら協力をしますが、皆さん決して猫の為に争いごとにならないようにしてください。

とりとめのない記事ですみません。

猫好きだからどちらも理解できるから、結論が言えません。

色々な意見があると思いますが、ご勘弁下さい。　m(__)m