爪切りは医療?介護施設では爪切りはしてはくれません!出来ないんです!
公開日:
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最終更新日:2019/02/13
介護
年寄りの爪切りは難しいです。
介護者の爪切りはどうしていますか?
年は取っても、爪は毎日毎日伸びてきます。
髪の毛も伸びますが、抜ける人もいますよね
しかし、つめは抜けることも無く、伸び続ける上に、悪いことに変形までしてきます。
巻き爪や、ひょう疽(ひょうそ)といって、爪の周囲にばい菌が付いて炎症がひどくなったり、端部が肉にくい込んで痛くて靴も履けないほどになったりもします。
自分の爪ならいざ知らず、他人の爪切りなんぞ難しくて出来ません。
そう思い、施設に入れている父の爪切りを私もヘルパーさんやデイサービスにてお願いしているつもりでいました。
爪切りはしてはくれません。
「足の爪ば、切ってくれんか」
面会に行った時にこう言われました。
「いや、むずかしかけんヘルパーさんに頼んでよ」と私。
「それが、ゆうても切ってくれんとよ」と父。
「???」
そこで、看護のヘルパーさんに父の『爪切り(つめきり)』をお願いしました。
その返答は
「すみません。入所者の爪切りは介護医療になるので私たちには切る事が出来ません。先生にお願いして下さい」との事。
「へっ?」
ヘルパーさんたちは施設入居者の爪切りは出来ないそうなんです。
とに角、父の足の爪が伸びているので掛かりの先生に爪切りをお願いしたら、
内科の先生ですので「それでは整形外科にて切って頂きましょう」
別の整形外科病院に連れて行き、爪を切ってもらいました。
爪を切るにも診察受けて医療費を払わなくちゃいけないんです。
身内が切ってあげれば医療ではありません。
怖い気持ちもありますが、切らないのがまだ可哀想。
思いきって爪切りしてあげましょう。
爪切りの種類
爪切りはコンビニでも100均でもありますが、品質にこだわったもの・看護な
どでプロが使うもの・切れ味抜群のものなど多種多様なものもネットでも販売
されています。これだけ豊富だと、どんなものを選んでいいのか困ってしまい
ますね。
① ニッパー型
② グリップ型(普段使ってるような爪切り)
③ ハサミ型
④ やすり型
その他にも、ルーペが付いたものや、曲線刃、直線刃、巻き爪用等々。
器用な方や、不器用な方、
それぞれいますので使いやすくて、切る人の負担にならない物を探しましょう。
私がすすめるとすれば、『電動爪切り』
爪を切るのでは無く、爪を振動にて削るのです。
深爪の心配も無く、爪が割れたり、欠けたりもしません。
刃物ではないので、切ってあげる方も気分が楽ですよ。
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