車いすの介助はそれで大丈夫ですか?私の失敗談ですけどね。
公開日:
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最終更新日:2019/02/15
介護
2か月に1回、白内障の手術後、眼科の受診に行っております。
その折に車イスを使用するのですが、身体の不自由な人を移動させるのですから、簡単なようでも怪我・事故が無いようにと考えれば、慎重になります。
車イス移動時の注意点
〇 車いすの状態
個人用をお持ちでしたら、ブレーキの利き具合はわかるでしょう。
病院等で借りる際はタイプが違えば、ブレーキやストッパーの使い方とかが異なります。
お借りする前に確認してください
〇 タイヤのパンクや空気量の確認
病院への移動の際とか、普段あまり乗らないのでしたらタイヤの点検をして下さい。
車とかのタイヤより小さいから空気が抜けるのが早いです。
病院に備え付けの車イスを借りる時にも空気の抜けに注意して借りて下さい。
空気が抜けていると、自分が介助するのも重くなり辛いですし、傾斜地では危険を伴います。
〇大きさにも注意を。
大きさも大小あります。
それにより、高さも違います。
身体が大きい人が小さめの車イスを借りれば長時間になればかなりの負担です。
足乗せ部も窮屈になったりしますので確認された方が良いと思います。
車イス介助時の注意点。
〇手足・手荷物類のタイヤ巻き込み
まず、車イスに座らせたら足載せ部に足を置きますね。
その際に足先の向きに注意してください。
足先を少し開き気味にした方が楽になります。
又、ひざ掛けやタオル・荷物類の車輪巻き込みに注意。
〇乗せる時には必ずブレーキストッパーを!
身体が不自由なので座る際にはドスンと腰を下ろします。
その反動で車イスが動いてしまいます。
大きな事故になりますので、乗り降りの介助時には必ずブレーキのストッパーを忘れないでください。
又、受診待ちが長い時は足載せ部より足を降ろしてあげて下さい。
足が上がった状態だと痺れたりするそうです。
〇傾斜地では後ろ向きで!
ジェットコースターに乗ったことはありますか?
前方に何もない下り坂はとても怖いものです。
転がり落ちるように考えたらとても怖いと父も言います。
後ろ向きで逆押し風にブレーキを掛けながら下ってください。
特に、傾斜地では前向きに押してると、斜めになると支えるのが非常に困難です。
後ろ向きだと、自分の身体にて停止させることが出来ます。
それと、出来るだけゆっくりと移動することが事故を防ぎます。
大事な家族に怪我をさせないように!!
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