介護施設入所時の準備について。
公開日:
:
最終更新日:2019/02/07
介護
介護施設に入所させました。
90歳になる父親を有料の介護施設に入所させました。
簡単に書きましたが、簡単ではありませんでした。
そりゃあそうですよね。
長年にわたって住み続けている家から出て行くんですから。
母が亡くなり、夢を見るのか、夜中に突然起き出したりと本人が気づかない出来事が多くなり、多少ではありますが面倒を見る方としては気が気ではありません。
偶然に叔母(父の妹)が入所している施設に入所を尋ねますと了承を頂きましたので、「叔母の見舞い」と称しまして内覧に連れていきました。
始めて見る環境をしげしげと見ながら、「此処は良いねえ。寒くもないし
近くて便利だね」
気に入っているようなので申し込もうか?
「ちょっと考えさせてくれ」
施設でのデイサービスやリハビリの体験をして1ヵ月程のちに気持ちが緩み、入所に至りました。
ワンルームタイプで食事はその階の皆さんと一緒に食堂で頂きます。
部屋を出たら「外と思って下さい」という感じ。
隔日のデイサービスは下の階にあり、エレベーターにて降りるだけです。
部屋にはトイレがあり、小さな洗面もあります。
エアコン付きですので暑さ寒さの心配も無く、預ける方としましては心配も少ないです。
必要な物はありますよ
入口に小さな長椅子を置きました。
毎日の食事や、デイサービス等出かける際に靴に履き替えます。
介助をしてくますが、ちょっと坐る物があると非常に良いと思います。
整理タンスも必要でしょう。
下着類や、着替えの洋服を入れるスペースは必要です。
スペースがありましたら机や椅子(ソファーも可)があった方が良いと思います。
ベッドはあると思いますので、他に座れるものが無いと、寝てばかりの態勢にて過ごしてしまいます。
気になったのは部屋の乾燥です。
エアコンで温度設定してくれているのですが、乾燥は別です。
父はひと月ほどで肌がカサカサとなり、痒みも出ました。
毎日面会に行くわけではありませんので気づくのが遅くなり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
加湿器も必要な物の一つであると思います。
水の補充は部屋担当の介護士さんにお願いしてれば毎日してくれます。
無理な場合には濡らしたタオルを干して湿度を保つ方法です。
絶対ではありませんが、うちの場合は小型の冷蔵庫を買いました。
部屋はエアコンは効いていますが、窓はあまり開けません。
お菓子やジュース、牛乳パックやプリン類のおやつを持っていったら、傷むが早いのです。
大事な両親です。
住み慣れた家を出て、心細い気持ちでいっぱいです。
せめて快適に過ごせる環境を準備してあげて下さい。
脚が弱ってる方には介護手すり
父の場合は掴むものがないと歩けなくてトイレもいけません。
ベッドからソファーへの移動もままならない状態です。
ケアマネジャーに相談したところ、天井から床までを突っ張り棒みたいな介護器具がありました。
その突っ張り棒には握るような取っ手みたいのも取り付けられます。
それを移動の折に掴まり、便利な位置に3本レンタルして設置して頂きました。
取っ手の部分も含めても月に1500円程ですから、転倒防止には安いかと思いますよ。
関連記事
-
誰でも紙パンツは嫌ですよね。嫌がる紙おむつに変える時の良い言い方は?
介護用紙オムツへの抵抗 「そろそろ紙パンツにしようか?」 こう切り出してもはっきり言って素直に「う
-
妹が腰椎椎間板ヘルニアにて内視鏡手術しました。
椎間板ヘルニアとは 腰の骨の間にあるクッションの役割をする椎間板が背側に突出し、背側に走る神経を圧
-
爪切りは医療?介護施設では爪切りはしてはくれません!出来ないんです!
年寄りの爪切りは難しいです。 介護者の爪切りはどうしていますか? 年は取っても、爪は毎日毎日伸びて
-
介護(介助)を真剣に考えてあげてますか?
今回は普段の生活に付いて考えたいと思います。 お年寄りの方の居場所は必然的に決まっていると思います
-
老人の介護について考えていますか?
私には今年93歳になる父親がいます。 母親が亡くなり、一人住まいをしていましたので5年ほど前に有料
-
車いすの介助はそれで大丈夫ですか?私の失敗談ですけどね。
2か月に1回、白内障の手術後、眼科の受診に行っております。 その折に車イスを使用するのですが、身体