介護(介助)を真剣に考えてあげてますか?
公開日:
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最終更新日:2019/02/07
介護
今回は普段の生活に付いて考えたいと思います。
お年寄りの方の居場所は必然的に決まっていると思います。
どうかしたら一日中同じ部屋にいることもあるかと思います。
まずは部屋の温度ですね。
年を取ると、自分で気にしないのか、気にならないのか、分かりませんが余り温度・湿度に無頓着なようです。
それで、熱中症になったり、風邪を引いてしまったりとなり、それにより肺炎などの大病を引き起こす元を作ってしまうのです。
それにもまして、朝夕の気温の変化の激しい時ほど血圧も上がります。
うちの父も夕方の5時くらいに必ずと言っていいほど血圧が高くなり、慌てて掛かりつけの病院にて点滴をして頂きました。
暑がりさん、寒がりさんと個人差はあるでしょうが、気温設定は十分に注意してあげて下さい。
エアコンが付いていれば適温に設定してあげて下さい。
ファンヒーターや電熱器の場合には乾燥し過ぎますから加湿器の使用をお勧めします。
お年寄りの身体の乾燥は若い人達よりも激しいみたいです。
肌がカサカサになれば痒みも出ます。
ところが、身体が固くなってるので痒い所に手が届きません。
加湿器が無理でしたら濡らしたタオル等を部屋干ししましょう。
うちの父にも濡れタオルを干していましたら、気になるのでしょうか?
乾いたら綺麗に畳んで直していました。
こちら側が無理に「出来るだけ体を動かして」と云わないでも動いてくれています。
寝床は布団ですか? ベッドですか?
出来るならベッドにしてあげて下さい。
足腰が弱くなり、立つのが億劫がりますので出来るだけベッドを勧めます。
介護用のベッドならばレンタルで安く借りられるし、高さの調節も出来ます。
高さが低いと立ち上がるのに膝に力が入りません。
椅子にすわってる感じの高さがベストです。
※これは私の父にて何度も高さを変えて立ち上がる状態を調べました。
布団の場合ですが、立ち上がる時に何か掴まる物があれば良いでしょう。
小さなテーブルでも近くにあれば便利かと思います。
折りたたみの椅子など軽いものは一緒に倒れたりするので近くに置かない方がいいでしょう。
とにかく、転倒しないように心がけ下さい。
転倒により、骨折等になったら直りが遅いのでその間に歩けなる方が多いです。
洋服について。
私の父は握力が弱くなりましたので、ポロシャツ等のボタン部はジッパー式やかぶりこむトレーナーみたいのに変えました。
指の力が入らないので、前開きのチャックは下まで下げた状態にして全ては外さずにしておりました。
出来るだけストレスが溜まらないようにしてあげて下さい。
今回はこれにて。
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