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2019年 井上尚弥の次の試合決定!いつ何処で相手の力量は?

公開日: : スポーツ

WBA バンタム級王者 井上尚弥(大橋)の次戦決定

 

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の準決勝の試合が、2019年5月18日(日本19日)にイギリス,スコットランドのザ・エスエスイー・ハイドロで、エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦することが正式に発表されました。

 

 

WBAバンタム級王座の井上尚弥選手は、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(準々決勝)で元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノを、衝撃の1ラウンド1分10秒KO勝ちを収め、外国のボクシングファンにそのパンチ力の強さを知らしめました。

 

次回の試合は、このトーナメント準決勝にあたります。

 

 

ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)とは

 

現在、日本で世界王者が認められているボクシングの団体は、WBC・WBA・WBO・IBF の4団体があり、1つの階級に4人世界王者が存在しているのです。

 

この同じ階級の王者(4団体)と、上位ランカーだけで真の世界一を決めようとしているのがWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)です。

 

米独のプロモーターのリチャード・シェイファー(元ゴールデンボーイ・プロモーションズ)とカレ・ザワーランドが企画した賞金争奪戦トーナメントで、賞金総額は5000万ドル (日本円で約56億円)という大きな大会です。

 

井上尚弥さんが参戦しているのは、シーズン2バンタム級で、シーズン1はクルーザー級、スーパーミドル級の各8選手がトーナメント開催されました。

 

クルーザー級ではオレクサンドル・ウシュク(ウクライナ)が優勝し、スーパーミドル級ではカラム・スミス(イギリス)が優勝しています。

 

 

 

井上尚弥の凄さは

 

誕生日         1993年4月10日

出身地          神奈川県座間市

身長           165.0cm

リーチの長さ       171cm

戦績          17試合17勝0敗  15KO

 

『怪物』『天才』と称される井上だが、2013年の当時20歳のプロデビュー時に井上の体力測定を行ったところ、

左手の握力は47.8kg(一般人の平均は46kg)、瞬発力を測る左右への動きは54回(一般人平均値は48回)。

身体の柔軟性を測る長座前屈に至っては43cmと一般人の平均値45cmを下回っていたそうです。

 

唯一、体幹のみが突出して強いが、それ以外の筋力や反射神経、動体視力などの数値は一般人とさほど変わらない普通のレベルとの事。

 

しかしながら、パンチ力の凄さは突出しており、相手がガードしていても、ガードの上からパンチを叩き込んでダウンを奪う軽量級離れしたパワーを誇ります。

 

スパーリングではありますが、3階級も上のフェザー級世界ランク1位の細野悟を圧倒し、さらに14オンスのグローブを使っているにも関わらず日本フェザー級5位の渡邉卓也(青木)は井上のボディブローを右腕でブロックして骨折してしまったという事もあったそうです。

また、プロ・アマ通じてダウンを奪われた事も流血した経験も一度もないと明かしています。

 

これぞ、井上尚弥が『怪物』『天才』と称される所以でしょう。

 

WBSS1回戦(準々決勝)では、元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノを、70秒KO

ほぼファーストコンタクトで井上はバンタム級昇格後、2試合連続で1ラウンドKO勝ちしました。

左のジャブから、ワンツーの形で右ストレートを一閃すると、文字通り、パヤノがリングに大の字。

相手のファン・カルロス・パヤノは五輪に2度出場するほどの強者。

 

 

キャリアで一度もKO負けを喫したことがなかった難敵でしたが、井上はバンタム級昇格後、2試合連続で1ラウンドKO勝ちです。

 

この70秒KOを見たボクシングファンの海外の衝撃は凄まじい表現の称賛の嵐でした。

「ナオヤ・イノウエ、やばい。やばすぎる」

「ナオヤ・イノウエのパワーはただただ現実離れしている」

「WBSSには疑いの余地がない本物のファイターがいる。軽量級では見ることができない生来のパワーだ」

「本当の怪物じゃないか」と。

 

 

対戦相手は

 

次戦の対戦相手ですが、エマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)選手です。

IBF世界バンタム級王者。

 

誕生日         1992年8月8日

出身地          マナティー

身長           168.0cm

リーチの長さ       169cm

戦績          19試合19勝0敗  12KO

アマチュア暦      171勝11敗

 

6年のアマチュア歴の中で、ロドリゲスは世界ユース選手権銀メダル。

さらにシンガポールで行われたユース五輪で金メダルを獲得。

 

タイプとしては、基本に忠実な王道スタイル

 

WBSSに参加する選手の中で最もオーソドックスです、左から多彩なジャブ、ジャブ、フックからの左アッパー。

 

ガードも固く、打ったらすぐガードの、まさに教科書のようなスタイルです。

 

ガードも固くて、パンチが多彩。よく言う穴のない選手です。

 

勝敗は

 

 

勝負事ですから、何が起こるかは分かりませんが、世論の予想は井上尚弥の有利と見ています。

私の予想も世論と一緒で、楽しみは、『何回でのKOで決まるのか』 ですね。

前回のような、余りの速さの70秒KOは無理かもしれませんが、圧倒的な強さを感じさせるファイトを楽しませてほしいと思います。

 

ジャブ、踏込、バックステップのスピード、そして決めパンチの威力どれを取っても井上有利

一番は、ロドリゲスに特段に怖さが感じられないような感じがします。

井上尚弥コメント

「私は名高いアリトロフィーを獲得することが運命、私が世界で最も優れたバンタム級であることを証明します」

 

『怪物』『天才』と称される井上尚弥の試合が今からワクワクです。

 

ガンバレ!  井上尚弥!!

 

※日本ではWOWOWエキサイトマッチが独占生中継することが決定しました。
【WOWOWエキサイトマッチ放送日】5/19(日)午前4:30[WOWOWプライム]

 

 

 

 

 

 

 

 

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