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ジャッカル、オフロードパス、Wタックル、2019年流行語大賞にラグビー参戦か

公開日: : スポーツ, ラグビー

9月から始まった2019年Wカップラグビー

 

並み居る強豪チームと対戦しながら日本代表は予選リーグを初めて4戦全勝で突破しました。

 

日本  対   ロシア     30 ―  10

日本  対   アイルランド  19 ―  12 

 

日本  対   サモア     38 ―  19

 

日本  対   スコットランド 28 ―  21

 

この快挙を本気で予想できた人は失礼ながらいたのでしょうか?

 

ベスト8入りを果たし初の準々決勝へ進出しましたが、前回に「奇跡」とまで云われた南アフリカ戦で敗退。

 

日本  対  南アフリカ   3  ―  26

 

それでも、日本人のラグビー熱は最高潮。

 

準々決勝の翌日の新聞各紙は全てのように1面を「Wカップラグビー」一色で刷り上がっていました。

 

本来のラグビーファンは元より、私のようなにわかファンも多数増えたので今後はジュニアにもラグビーをする子が増えるのじゃないでしょうか。

 

「危険」

「野蛮だ」

「身体がでかい方が勝つに決まってる」

などと戦前では巷の人々のラグビーの感想です。

 

南アフリカチームに負けはしましたが、そのゲームを観終わった人々から出たのは

「勇気をありがとう!」

「感動した!」

「本当に心からありがとうございます!」

 

 

 

 

 

ラグビーの選手の言葉にも「にわかファンが沢山生まれて嬉しい」というコメント。

 

カッコ良すぎじゃない? (笑)

 

年末になると色々な今年の出来事やニュースが話題になります。

ベストジーンズや○○のベスト10、今年を反映する漢字一文字なんかも有名ですね。

 

その中に「流行語大賞」なるものもありますね。

 

その年にインパクトを与えた言葉や語句を選ぶのですが、その中に俄然ラグビー用語が名乗りを上げているそうです。

 

 

 

 

 

テレビ中継の解説

 

 

 

 

今回行われたWカップラグビーの試合は、始めての日本開催と云う事もあり各テレビ局にて交互に生放送がありました。

 

日本戦に限らず他国同士の試合の放送もあり、時間帯も午後4時くらいと午後7時くらいの放送時間帯でしたから視聴率も高かったようです。

 

日本でのラグビー熱はそれ程高くなくて、暮れからお正月にかけての高校ラグビーか大学生の準決勝か決勝の試合位がテレビ中継されるくらいで、社会人のラグビーの試合なんて放送される事はありませんでした。

 

それが今回のWカップラグビーで生放送されると「にわかファン」の続出です。

 

大男たちが1個の楕円形のボールを奪い合い、見てるだけでも痛そうなくらいのぶつかり合いをする訳ですが、そのプレーの途中に審判が笛を吹き、試合を止めます。

 

「何があった??」

 

にわかファンには判りません。

 

それが今回は中継中の画面の下の横の方にテロップみたいに解説が出たんです。

 

例えば

 

ノックオン

『前方にボールを落としてしまう』という反則。相手ボールスクラムで再開となります。

 

 

 

こんな感じでプレーの説明が書かれていて、その時の状況と次のプレーに入る説明が実況アナウンサーの声と画面とで知る事が出来る訳です。

 

にわかファンにはこれが一番ありがたかった筈で、反則やラグビー用語も覚えることが出来ました。

 

 

 

 

流行語大賞とは

 

その年1年間に発生した「ことば」のなかから、世相を軽妙に映し、多くの人々の話題に上った新語流行語を選び、その「ことば」に関わった人物、団体を顕彰するとされている賞の事です。

 

毎年暮れになると発表されるのですが、様々な流行語がノミネートされます。

2018年のノミネートは

  •  あおり運転
  •  悪質タックル
  •  ēスポーツ
  •  (大迫)半端ないって
  •  おっさんずラブ
  •  GAFA ガーファ
  •  仮想通貨
  •  金足農旋風
  •  カメ止め
  •  君たちはどう生きるか
  •  筋肉は裏切らない
  •  グレイヘア
  •  計画運休
  •  災害級の暑さ
  •  時短ハラスメント (ジタハラ)
  •  ボーっと生きてんじゃねえよ!

 

去年はこんなのが流行ってたんですねが、覚えていますか?

すっかり言われなくなた単語もあるし、今年も自然に口にしている言葉もあり時代の流れのを感じますねえ。

 

私も覚えているのが「そだね~~」と言ってたカーリングの女子たちの北海道弁。

 

 

 

 

2月の平昌オリンピックで、カーリング女子日本代表チームの選手が交わしたあの言葉だ。

 

あの言葉は2018年の年間大賞に選ばれました。

 

よく真似をして使わせて頂きました。  (笑)

 

 

 

ノミネートされるようなのには

 

  • セール中の本やコンテンツ
  • 国際的に盛り上げたスポーツ
  • 政治系の言葉
  • ニュースやドラマ、漫才師のセリフや話題になった事柄

等から取り上げられることが多いようです。

 

なお、どちらかと云うと年の上半期よりも下半期に流行る言葉が記憶に残りみたいで有利なようですが、

 

「そだね~~」は余程インパクトが高かったんでしょうね。

 

 

 

 

 

2019年のノミネート予想

 

 

 

過去10年に受賞した流行語大賞です。

 

2009  政権交代

2010  ゲゲゲの〜

2011  なでしこジャパン

2012  ワイルドだろぉ

2013 今でしょ!・ お も て な し  ・じぇじぇじぇ ・倍返し

2014  ダメよ〜ダメダメ・集団的自衛権

2015  爆買い ・ トリプルスリー

2016   神ってる

2017  インスタ映え ・ 忖度

2018 そだね~~

 

選考委員会の人選により選考される言葉が色濃く変わる事もありますから今年はどんな言葉が選ばれるのやら・・・

 

ちなみに、2018年の選考委員の皆さんはこの方々でした。

 

 

下半期に掛かり2019年の有力なノミネート候補です。

 

  •  令和
  •  闇営業
  •  松本動きます
  •  テープ回してないやろな
  •  半グレ
  •  NHKをぶっ壊す
  •  令和新撰組
  •  キャッシュレス決済
  •  京アニ
  •  ホワイト国
  •  玉ねぎ男
  •  タピオカミルクティー
  •  軽減税率
  •  スマイルシンデレラ (全英女子OPで優勝した渋野日向子に付けられた愛称)

 

このような今年を象徴するような言葉に、今回予選を全勝で勝ち抜きベスト8まで上り詰めたラグビー用語が一躍入る事になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

インパクトがあった言葉

 

 

 

今回のWカップラグビーの観戦でにわかファンが覚えてインパクトがあった言葉とは

 

  •  ONE TEAM

    日本代表を表すキャッチフレーズ。様々な国から集まっていても、日本という国旗を掲げて戦ってくれる選手は一つのチームであることを意味する。絆という観点からは災害時にも使えて、これから定着する言葉になりうる。
  •  ノックオン

    手や腕などの上半身(首から上を除く)にボールが当たってから前方へ落とすこと。反則とされ、相手ボールのスクラムになる。

 

  •  ジャッカル

    アタックしている選手がタックルされて倒れた後に、ディフェンスの選手が立ったままアタックした選手とボールに絡んで、ボールを奪ったり反則を獲得するプレーの事。

    日本代表のNo.8姫野和樹が得意とするプレーで、このジャッカルを決めるとピンチから脱出する大きなプレーになる。

    ボールを奪う姿がアフリカ等に生息するジャッカル(Jackal)が獲物を捉える様子に似ていることから、この名称で呼ばれている。

    ジャッカルとは哺乳綱食肉目イヌ科イヌ属 Canis の、キンイロジャッカルに似た中小型種の総称である。

 

  •  オフロードパス

    選手がタックルを受けて、倒れながら行うパスをオフロードパスと呼びます。

    オフロードを成功させるためには選手の強いフィジカルと高い技術、味方のサポートが必要で、失敗して相手にボールを奪われるリスクも高いのですが、一方、相手チームのDFの陣形が整う前に次々にアタックを仕掛ける事ができるので、成功するとチャンスやトライに繋がります。

    今回は日本vsスコットランド戦で選手が倒れながらボールを次から次へと繋ぎ、PR稲垣が決めた逆転トライは多くの記憶に残っているはずですね。

 

  •  Wタックル

    タックルとは相手の攻撃を阻止するために飛びかかったり組み付いたりする技術の事ですが、日本人は身体が小さい為に効果が薄くあまり効きません。

    そこで編み出したのが二人がかりのWタックル。

    突進を防ぐ下半身へのタックルと、上半身への相手のひじ付近を狙うWタックルで相手に入るボール角度・コントロールを難しくさせるために動きなど細部にこだわった連携タックル。

 

 

 

 

まとめ

 

下半期に日本中に興奮と感動を与えたWカップラグビー。

 

並み居るノミネート候補に混じりラグビー日本代表のように奮闘して欲しいですね。

 

今年のノミネート候補には吉本興業の闇営業問題や消費税関係。

 

韓国との諸関係や京アニの放火などと明るい話題が少なく悲しい事です。

 

流行語はその時世に流行る言葉ですが次の世代に残す役割も持っていると思います。

 

出来るならば、その年を明るく反映させ普段でも口ずさんでしまうしまうくらいに誰もが納得出来る言葉を選んで欲しいものですね。

 

 

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